今は昔と違って、ひとりの歯科医師が30人も40人も患者さんを診る時代ではありません。 しっかりと患者さんに説明して、納得していただき診療を行う。 ゆったりとした診療時間で歯科医師の技術を患者さんに提供できる環境があります。

今まで、勤務医8名の新規開業医院をバックアップし、 彼らはみな、それぞれ地域で認められる歯科医院へと成長していきました。 その理由は、その場かぎりの行き当たりばったりの治療ではなく、 手厚いマンツーマンの指導と成長の速度をあげるカリキュラムの存在があります。 経験年数の浅い先生には歯牙模型や豚を使用した実習もあります。

患者さんの技術的要望や審美的な要望は近年、上昇傾向にあります。 裸眼での形成ではなく拡大鏡の使用、根管治療ではマイクロスコープを、そして、CTレントゲンを活用して診断力を高めることで、 治療の成果を上げる取り組みを妥協なく行なっています。

これからも先生は虫歯を削り続けますか？

愛知県における一医院あたりの在籍歯科衛生士の平均はなんと、0.81人。 つまり一医院にひとり歯科衛生士が在籍していない状況です。 そんな中、当院では10名の歯科衛生士が在籍し、スウェーデンスタイルの予防歯科治療を行っています。 これからの歯科衛生士は「家から近い」という理由のみで就職する医院を決めることはありません。 しっかりとした歯科衛生士の働ける環境があるのか？教育システムはあるのか？といったことを最重要視しています。 残念ですが、その方法やマニュアルは教科書には載っていません。我々と一緒に患者さんのための予防歯科を行いませんか？

1日10人。これは2006年に開院した時の当院の来院患者数です。 今は、たくさんの患者さんに来院していただき、多くのスタッフと共に歯科医療にあたっています。 1日10人から130人。どの人数の時にどんなマネージメントが必要なのかという「正解」。 それは将来、先生がどのようなスタイルで勤務もしくは開業するにしても、13年間で蓄積されたそのノウハウは先生の力になると確信しています。

欠損補綴において、インプラント治療が患者さんのQOLを高める方法であることは議論の余地が無いと思います。 ただ、インプラント治療は高額で精密な治療であるだけに多くの医院で「インプラント治療は行なっているが、 院長先生がすべて行なっている」という状況がほとんどです。ブロードウェイのミュージカルを見続けたとしても、踊れるようにはなりません。 それと同じく、インプラント治療も見学しているだけではできるようにはなりません。 当院では、1年目から部分的にでも治療に参加して、経験と知識を身につけて、 実際にインプラント治療が行えるようになるまで指導いたします。 それは、山村院長の豊富な経験と埋入実績があるからこそできることです。

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当院の治療は「患者担当制」です。これは、ひとりの歯科医師が継続的に担当の患者さんを診ていくことで、 自分の治療の結果を知り、それを今後の治療計画にフィードバックできるからです。 また、現代の歯科医療はチーム医療であり、歯科衛生士・歯科助手のスタッフと自分のチームを組んで診療にあたります。 将来、開業を目指している先生には開業前に自分のチームを体験できるまたとない機会があります。

ドクターミーティング、症例検討会などさまざまなジャンルの院内勉強会が開催されているので、 常に知識と技術をアップデートすることができます。模型を使った形成実習や外科実習など、 豊富なトピックスで上達のスピードをあげる仕組みがあります。

現在の歯科医院を運営していくにあたり、「技術」「知識」「マネージメント」とともに、重要なことがあります。 それは「歯科経営学」です。「経営」と聞くと「お金」とイメージする方もいらっしゃいますが、それは正確ではありません。 今、多くの患者さんに求められているもの。それは「滅菌システム」「最新機材を駆使した精密治療」です。 そのためには、何百万、何千万円もする機材を導入しなければなりません。 そして、機材だけではなく、スタッフ教育・研修費用についてもかなりの金額がかかります。 どれだけ必要で、どういった効果があるのか？どれくらいまで機材に投資していいのか？ その答えは歯科大学では教えてくれませんでした。 だからこそ、これからの厳しい時代を生き抜いていくための、「生きた歯科経営学」が必要なのです。 何も知らずに開業するというのは、武器を持たずに戦いにいくことと同じことです。 その「生きた経営学」の全てを学ぶことができます。